パーソナルトレーニングジム「PM Performance」を運営し、パーソナルトレーナーとして多くの顧客の健康と向き合いながら、トレーニング指導にとどまらず栄養指導にも力を注ぐ川合智さん。最新の知見を取り入れつつ、一人ひとりに寄り添ったトレーニングと食事指導を実践しています。
インタビュー前編では、川合さんがパーソナルトレーナーを志したきっかけから、トレーニング指導で大切にしていること、そして、トレーニングやと栄養管理によって自分の体を整えることの魅力について伺いました。
※本記事は、当社よりケンフェロール含有製品を提供し、依頼したインタビューを編集して掲載しています。
高校卒業後にボクシングを始め、プロボクサーとして試合を重ねる中で、よりよい戦績を上げるためにはフィジカルトレーニングが不可欠だと気づきました。それをきっかけに、トレーニングについて自分で学び始め、次第にそれを「仕事にしたい」という思いが強くなったんです。 最初は、フィットネスクラブでアルバイトとしてトレーナーを始めたのですが、指導の面白さや、お客様の体の不調を改善することによって感謝されるということのやりがいが大きく、社員になった後も経験を積んでいきました。
そのなかで「より多くの人に深く関わりたい」という思いが強くなり、自分でパーソナルトレーニングジム「PM Performance」を開業することにしました。
PM Performanceでは、いかに分かりやすく伝えるかを大切にしています。専門用語や難しい説明はできるだけシンプルに、かつ正確に伝えることを意識しています。

また、トレーニングは変化が見えないと継続しづらいので、お客様には身体の変化を実感してもらえるような指導を意識しています。
不調の原因をしっかりと評価し、それに合ったエクササイズを提供すれば、変化を感じてもらいやすくなる。結果的に次の一歩を踏み出しやすくなり、継続できることを目指しています。
パーソナルトレーナーとしてお客様と接していると、運動で改善できるケースだけでなく、栄養改善が必要になってくるケースがあります。より多くの方の健康に貢献したいと考えたときに、運動指導と並行して、栄養学の重要性を強く感じ、学ぶようになりました。

とはいえ、資格はあくまで指導のスタート地点であり、取得後の学びや実践こそが重要だと思っています。
体の不調や痛み、こりを感じている方には、まずカウンセリングで柔軟性やバランス能力をチェックし、機能が低下している部位に対して適切な運動を行います。これが私のパーソナルトレーニングの基本です

ただし、筋肉を増やしたくても、タンパク質や炭水化物、カロリーが不足していると、筋肉が分解されやすくなり、思うように成果が出ません。また、糖質が足りないと運動パフォーマンスの低下やトレーニングに集中できなくなるなど様々な問題が起こりますので、トレーニングで成果を出すうえで十分な栄養状態に整えるために、お客様個々に合わせた栄養指導を行っています。

不調を抱えている方の多くに見られるのが、ジャンクフードなどを中心とした偏った食生活です。また、無理なダイエットによって糖質を極端に控えている方も多いですね。
また、ビタミンDや亜鉛といった栄養素も非常に大切ですが、食事を手軽に済ませたいという気持ちから「コンビニのパンだけで済ませてしまう」という方は、これらの栄養素が不足しがちです。
そこで、私が指導で重視しているのが「まごわやさしい(孫は優しい)」という、健康的な食生活を送るための食材の覚え方です。「ま=豆類」「ご=ごま」「わ=わかめ」「や=野菜」「さ=魚」「し=しいたけ」「い=芋類」という7つの食材を意識することで、自然に栄養バランスが整いやすくなります。
この基本をベースに、個々の栄養状態や生活習慣に応じて、必要に応じてサプリメントなども取り入れながら、日々のコンディションを整えるサポートを行っています。
大きく分けて「体への効果」と「心への効果」の2つがあると思います。
筋力や柔軟性が低下している部位に対して、適切な刺激を与えるトレーニングを行うと、1回で姿勢が良くなったり、柔軟性が改善されたりと、目に見える良い変化が現れることがあります。そういった「体の変化」があると、気分が前向きになりますし、自分の体に自信が持てるようにもなります。

それが結果的に、自尊心や自己効力感といった「心の変化」にもつながってきます。また、トレーニングのために時間を確保するということ自体が、自分の生活を意識的にマネジメントしているということですので、「自分の人生を自分でコントロールしている」というポジティブな実感も得られるのではないかなと思います。
トレーニングはアスリートにとって重要なものというイメージがありますが、私自身は、むしろ一般の方にこそトレーニングが必要だと思っています。
最近は、仕事で座りっぱなしの方も多く、体を動かさない時間が長い生活が続くことで、筋肉がどんどん弱っている場合があります。その結果、関節に余計な負荷がかかって、痛みが出やすくなってしまいます。
多くの人が悩んでいる肩こり、腰痛、膝の痛みなどの対策のためにも、一般の方にこそ積極的に体を動かす習慣を取り入れていただきたいですね。
私の印象では、多忙なビジネスパーソンの方や経営者の方ほど、積極的にパーソナルトレーニングを取り入れている方が多いように感じています。
昔は、重量や回数の達成など、身体の変化自体に喜びを感じていました。しかし今は、多忙な中でもスケジュールを工夫してトレーニングを継続できているという「自己管理の成功」に達成感を感じますね。
運動は「運」を動かす、とも言われるように、トレーニングをしている時期の方が、新たなご依頼やビジネスも順調に進んでいる感覚があります。
最近、慢性的な疲労を感じていたり、リカバリーがうまくできないといった悩みを抱えられている方も多いようです。
リカバリーのためには、睡眠・栄養・運動の3つが揃うというルーティンを整えることが最も大切ですが、「何からすべきか」はその人の体調や習慣によっても変わります。
軽く運動をすることでさらにリカバリーが進む場合もあれば、そもそもエネルギーが枯渇していて、まずは体を「充電する」ことに集中すべき場合もあります。

大切なのは自分の状態を正しく知ることです。生活スタイルは個人差が大きいので、自分の生活リズムや体調をしっかり把握したうえで、無理なく取り組めることを目指しています。
大阪難波にてパーソナルトレーニングジム「PM Performance」を運営し、個々の身体の悩みに対応したトレーニング指導を行うほか、運動と栄養を統合したヘルスケアを提案している。栄養学の知識を活かして、専門家向けに講義・セミナー活動も展開し、自身が開発に携わるサプリメントの販売も行いながら、統合的な健康支援を実践している。