エネルギーを作り出す力が今よりも高まれば、日常生活において活動量の増加や睡眠の質の向上、行動意欲の高まりが期待できるため、趣味や仕事など様々な場面で充実した日々を過ごす手助けになり得ます。
また、アスリートであればパフォーマンスの向上や、運動後の疲労回復を速めるなどの可能性も考えられるでしょう。
今ある酸素をいかに有効活用して、エネルギー産生を維持・向上させるかは健康のためにとても重要なことと言えます。
酸素を効率よく利用し、エネルギーを生み出せる体になるには、ウォーキングやジョギングをはじめとする有酸素運動が効果的ですが、筋肉量を増やすトレーニングも有効です。
おすすめは「インターバルトレーニング」という方法。これは、短時間の運動(ダッシュなど)と休憩(不完全休憩)を繰り返し行うトレーニングで、有酸素運動と筋力トレーニングの両方の要素を取り入れている点が特徴です。この方法により、心肺機能が向上するだけでなく、筋肉量を効率的に増やすこともできます。

他にも、ヨガや太極拳など、呼吸を意識する運動は、より多くの酸素を取り込みながら心と体をリラックスさせる効果が期待できます。
日常生活に継続的な運動を少しでも取り入れて、酸素を上手に使える体を手に入れましょう。
取り込んだ酸素を細胞に届け、利用するという観点では、日々の水分補給と栄養バランスの良い食事が重要です。
水分はすべての生命にとって不可欠であり、ヒトの身体において、成人では体重の約6割も占めるもの。摂取した水分は血液となり、栄養素や酸素を全身の細胞に届ける重要な運搬役を担う他、二酸化炭素や老廃物など不要なものを回収・廃棄する役割も果たしています。

また、栄養という観点では、エネルギーを産生する際の燃料となる糖質、脂質、タンパク質だけでなく、そのエネルギー産生を助けるビタミン、ミネラルを含めた、五大栄養素をバランス良く取り入れることが重要です。

他にも、五大栄養素には該当しないものの、ビートルート(西洋野菜の赤いカブ)に含まれる「食事性硝酸塩」は多くのエネルギー産生が必要な運動時のパフォーマンスをサポートしたという研究結果があります。
また、人がカラダに取り込んだ酸素を活かし、健康をサポートする成分として、フラボノイドに分類されるポリフェノールの一種、「ケンフェロール」も注目されています。
